対面授業か、オンラインか
昨年度、何度かオンラインで授業をしてきました。
塾生にオンラインと対面の違いや感想を聞いてみました。
Q1、オンラインと教室とどちらが好きか?
対面5割、オンライン5割。
Q2、どちらが学習が進むか?
対面7割、オンライン3割。
Q3、オンラインの良い点は?
自分の部屋で気楽。
Q4、学校の良い点は?
友達と話せる。
みんなといると楽しい。
1、「ふれあい」が必要
正直、生徒に会って、対面での授業の方が好きです。
子どもたちも学習そのものは進められますが、人と直接顔を見て話すことの意義は大きいです。
人間関係はときに厄介で悩みの種ですが、それでも触れ合いたいのが人間なんだと感じます。
対面授業が再開された時の生徒たちの表情が、それを物語っていました。
2、勉強にも「場」と「空気」が重要
勉強内容はリアル教室の方が身につくと多くの生徒が答えたのは、その場の空気の違いでしょう。
まわりに友達がいて、みんな頑張って勉強していると緊張感が生まれ、「一人じゃない、私もがんばろう!」という気になります。
高校受験でもそれは同じです。
昨年の大阪の対応でもそれを感じました。
たぐいまれな吉村さんのリーダーシップが良い場と空気をつくり、雨合羽の収集や大阪助け合い基金、通天閣のライトアップには府民のみなさんの大きなエネルギーと一体感が感じられました。
3、オンライン化は必須
コロナ禍に関わらず、すでに全ての授業をオンライン化している高校があります。
どうしても学校に通えない子には必要なシステムでしょう。
だからといって、すべての学びがオンラインで済ませるわけではありません。
しかし、矛盾するようですが、今後も自然災害が起きるであろう日本では学校のオンライン化は必須でしょう。
普段は教室に登校、いざというときは自宅でオンライン。
早急にその態勢を整えるべきですが・・。
文科省が全国一斉オンライン化を前に進められないのは、おそらく予算が追いつかないからだろうと思います・・・・。
ですから、これまた各自治体が限られた財源で頑張るしかなさそうです。