どんな力を付けていけばいいか(全国学力テスト2021から)
5月27日、2年ぶりに国による全国学力テストがありました。
対象は小6と中3で国語と数学。
数年の推移をみていると、「データの活用」「資料の読み取り」問題がどんどん増えてきています。
この傾向は中学生の定期テストや高校入試でも顕著です。
また、小学校のプログラミング授業とも相まった流れとして、2022年度からの高校過程では「情報授業」が必修化され、大学入試共通テストでも2025年度から「情報」の新設が決定しそうです。
教育の流れとしてこれまでの知識の暗記から、「データや情報を読み取る力を養い、プログラミングなどIT技術の学びを通じてよりよい社会作りに活かす」、このような方向に動いているようです。
ただ、将来プログラマーを目指すにしろ、小中で学ぶ基礎教科の学習と知識の暗記は必要です。
テストも高校入試もなくならないでしょう。
今、世の中の仕組みがどんどん変わる中で小中学生のお子さんに何をおススメするかと言えば、まずは「文章や資料を正しく読み取る力を養うこと」だと思います。